仲良し親子で
布事業の経営を行っている。

周りの作り手さんも取り纏めて、
村全体で「布屋さん」を
出すことが夢。

肝っ玉お母ちゃんの
温かさに包まれる村。

村を代表して織り手さんを取りまとめるご家庭にお邪魔しました。

家族は4人家族。
当日は、息子さん1人がいらっしゃいませんでしたが、
家族4人で布事業を営んでいます。

母親のカムラーさんは、
7歳の頃からお母さまを手伝うために、布織りを始めました。


そこから家族を巻き込み、村中の布をまとめて村の外に売るようになったそうです。


布の一生産者でありながら、今では村の布産業まで取りまとめておられるのです。

ご一家は、異国から訪問した私たちにも本当に温かく接してくださいました。


お昼を一緒にどうぞ、
と手料理をふるまってくださったり、


売り物のジャケットを試着して写真をとらせてくださったり、

暑いラオスで大活躍のストールをプレゼントしてくださったりと、

手厚いおもてなしをしてくださいました。

基本、家業が中心の生活。


数年前までは、息子のダーンさんが北部最大の都市ルアンパバーンの大学に通っていましたが、帰郷。

後継者として、事業に本格的に関わってくれるようになったことを嬉しそうにお話ししてくださいました。


原料は全て、この村で作っているそうで
デザインもこの村で考えられたもの。


基本、柄は日常の自然からインスピレーションを得ることが多いそうで例えば、蛇や馬、川がデザインされていると教えてくださいました。

デザインのオーダーメイドまで請け負っているそうです。

ご一家に将来の展望を伺ったところ、
「布織物ビジネスを拡大して、
村全体の生活を向上させたい」
という答えが返ってきました。


そしてカムラーさん個人的には、
将来自分のお店をもちたいと考えているそう。


キラキラした目で、目標について語ってくださいました。